未だ完全に時差ボケが取れていなかったのですが、ICOI(米国系インプラント国際学会)日本学術大会に参加する為に東京国際フォーラムへ行ってきました。
今回は午後の講演と2題のテーブルクリニックがCGF(PRF)治療についてだったので、これを楽しみに行ってきました。内容的には既に知っている内容が多く、これから導入しようとする先生方へのレクチャーだったような感じですが、個人的には行っている事への裏付けが取れて良かったと思います。
また地方大会では無いので(ICOIから見たら”日本”という地方大会なのですが・笑)、方々に散らばっている大学同期やスタディーグループの仲間に会えると言うのも全国大会レベルの学会ではよく有る事です。フェイスブックでリヒテンシュタインの事を書き込んでいたのでセミナー内容について質問される事が多く、インプラントの学会なのに皆入れ歯に苦労しているんだなぁ…と嬉しくなりました。
と言うのも、インプラント治療は歯牙喪失した場合の唯一無二の治療法では無く、ブリッジや入れ歯・歯牙移植等々と同じく一つの選択肢に過ぎない訳です。インプラント専門医と謳ってインプラント治療しか行わない、というのも医療提供者としては有り得るのかも知れません。ただ一次医療機関は地域医療の発展のために医療を全うするのが役目だと私は考えているので、インプラント以外の治療はやらないよ!では一部の患者さんにしか医療提供出来ず、私の役目から外れているのかな?と常々思っているんですね。
まぁ今週は前半は入れ歯の事を目一杯勉強して後半はインプラントについて勉強して、と楽しい1週間でした。