2018年10月13日土曜日

歯科衛生士向け口腔がん研修会

今夜は市川市歯科医師会主催による歯科衛生士対象の口腔がん研修会が行われました。私は口腔がん委員会のメンバーですので、裏方として参加しました。
講師は口腔がん撲滅啓蒙活動で有名な東歯大の柴原孝彦先生です。

歯科衛生士は歯肉を観察する機会がメインテナンス等で歯科医師より頻度が高い事が多く、口腔がん発見には歯科衛生士の強力が不可欠です。また統計では昭和時代と平成時代では好発年齢や性差が変化しており、若年者が増加し発生頻度は3:2で女性の方が多くなっている様です。

口腔がんは目で発見する事が可能ながんで有るにも関わらず年を追う毎に発生率が上昇しており、また社会的に認知されていないがんの為に発見が遅れ、かなり進んでから医療機関へ受診される場合が有るために術後のQOLが大きく下がる可能性があるがんです。ですが初期の状態で正しい治療を行えばQOLは大きく下がりません。市川市歯科医師会会員の口腔がん登録医院では口腔がんについての知識をアップデートする講習会を定期的に受講しておりますので、もし口の中に治りにくい口内炎等が有りましたら登録歯科医院へ受診する事を是非お勧め致します。

2018年9月30日日曜日

ポストグラデュエートコース

日本歯科大学校友会主催のポストグラデュエート(卒後研修)コースに解剖分野でのお手伝いで参加してきました。

解剖学と臨床系を絡めたこのコースは毎回盛況で前教授時代も含めると20年以上続いており、成書の2次元では無く実際に手を動かして立体的に知識を深める事が出来るのは国内ではほぼ唯一のコースだと思います。校友の先生以外にも門戸を開いておりますので、他校出身の先生方も機会が有りましたら是非御参加下さい。

また今回は特に教授の佐藤巌先生が来年退官されるのでポスグラコースとしては最後のメス裁きとなりました(学生実習は後期も有りますので完全に終わりではないのですが)。
私が解剖学1の大学院生で入局した頃は未だ助教授でしたがその当時から可愛がって頂き、それ以降25年以上師事して参りましたが、来年の夏季からは大学でお会い出来ないと思うと少し寂しい気持ちです。

2018年3月1日木曜日

セルフガウン

去年の秋口にネットでこのガウンを見つけてから歯科材料・機材の通販大手であるFEED社長の小間井さんに取り扱いを懇願していましたが、いよいよ販売開始となりカタログ掲載されました。

当院の様に術者と滅菌助手・外回り助手の3人で手術をしてると麻酔をしてから歯肉切開開始まで、手洗いしてからガウンとグローブ装着を外回り助手に手伝ってもらい、ドレープを広げて滅菌された器具を出して…と大体15分~20分掛かりますが、このガウンだと器具出ししてる外回りアシスタントの手を借りないので時間短縮になりますし、脱ぐ際にも首ヒモを外す必要が無いのでグローブごと丸めて捨てられる為、グローブを外す際の血液飛散防止にもなります。セルフガウンのキモになってる首回りのワイヤーが良い塩梅で苦しくなく、でも緩すぎずで動いても外れません。FEEDからガウンを提供して貰って私と滅菌アシスタントで試着してみましたが、二人共に2回目からスムーズに着られました。価格も定価が1400円なので相当頑張ってくれてます。
私は使い続けるつもりですが、売れないとカタログ落ちしてしまうので、是非皆さん使って下さい‼️(笑

2018年2月7日水曜日

水の力

先月末に今まで使用していた2室型から3室型の強酸性水生成器へ入れ替えました。 今までの2室型
でも生成される強酸性水の機能は充分だったのですが「強酸性水に曝露した金属が錆びる」という問題が有り、それらをクリアした3室型へ入れ替えました。

強酸性水は殺菌能力に優れ、逆側のホースから出てくる強アルカリ水はタンパク溶解能力に優れており、これらを組み合わせると殺菌・消毒の強力な武器になります。当院では10年以上前から強酸性水を使って口腔内洗浄や患者さんの口腔内から採取した歯型の殺菌(技工士さんの健康管理に重要です)、熱に耐えられない器具の殺菌、 加湿器の水に使用して診療室空気の殺菌等々に使用してきました。
また最近はユニット内の水質が問題視される様になり綺麗な水を生成し使用する医院が多くなってきましたが、当院が使用しているユニットは元々配管された水道水とは別系統にボトルを使った送水が可能で有り、菌が少ない綺麗な水を使用するよりも更なる機能が期待できる殺菌できる水を使用した方がより配管内が綺麗な状態を保てます。そしてボトルに水を溜めて使うという事は生成されて直ぐのフレッシュな水を使う事にもなりますので、殺菌効果の持続力が弱い強酸性水を良い状態で使える事でも有ります。
また強酸性水がスリーウェイシリンジやタービンやコントラ等のハンドピースから出てくる事によって治療しながら口腔内洗浄にもなり、超音波スケーラーから出てくる水も強酸性水なら歯石を取りながらポケット内洗浄の効果も望めるので治療効果が上がると考えています。
強酸性水は良い意味で物性的に不安定な水であり効果が持続する薬剤では無いので環境汚染等に気を使う事も無く、またイニシャルコストは掛かりますがランニングコストは安いのでジャンジャン使えるのが魅力ですね。

その他にも根管治療や歯周病治療で光殺菌や高周波治療の器材も使用しておりますが、それらの器材については追々お話ししたいと思います。

2018年1月6日土曜日

年始め

皆様あけましておめでとうございます.

本日より通常診療となります。

本年も宜しくお願い致します