歯髄が露出するかしないかのギリギリを攻めるには明瞭な視野の確保が必須なのです。
(その他の根管治療や被せ物治療等々でも使用するので範囲は広いのですが)
当院ではマイクロスコープとルーペを使い分けて治療しています。
こちらがマイクロスコープで、
こちらがルーペです。
(2012年1月2日に追記しました)
当院のマイクロスコープには静止画と動画を撮影出来る機能が備わっているので
今回は撮影機能を使ったお遊びを。
根管の拡大像等々はHP等で色々な先生が画像をアップされていますので
専門画像はそちらにお任せして…
これは一万円札をコンデジで撮影した画像です。
通しNo.の左側に小さなマークがありますね。
これをマイクロスコープで拡大すると
(10000 NIPPON)の文字が見えます。
小さな虫歯の治療時には、この大きさの切削バーを使います。
(1目盛りが1mmです)
この大きさのバーは肉眼では使いこなせません。
これだけ視野がハッキリすると最小限の切削量で済むので
MI(ミニマルインターベンション)治療には必需品ですし、
根管治療時には管の中が明瞭に見えるので
治療効率が上がる事は御理解頂けると思います。