2016年7月28日木曜日

バリアフリー化(手話)

建物のバリアフリー化が言われてから大分経ちますが、当院でも2010年のリフォーム時に入口をスロープ状にしたり、エントランスの段差を車いすでも簡単に乗り越えられる様に少なくしたり、と一級建築士の依田英和先生にはアイディアを出して頂き、アネックスデザインさんには細かい所まで施工して頂きました。

ただ、治療用の椅子(ユニット)の隣まで車いすを移動出来てもユニットに座り直すのは大変・・・。なので、車椅子から降りる事無く健常者の方と同じ様な治療を受ける事が出来るように、モービルタイプのユニット(a-dec PAC-1)を常備しています。
これは訪問診療用では無いので持ち運びは大変ですが、常時設置型のユニットと全く変わらないパワーが有りますので、治療時に不便を感じることは無いですね。因みに米軍や自衛隊でも使用しており、米軍では野戦病院を設置する為にこのユニットをエアーコンプレッサーと共に輸送機から落下傘で空中に放り投げるそうですが、それらを想定して作られているほど頑丈です。訪問診療用の様にテーブルから落としたくらいで壊れたりはしません。

また聴覚障害をお持ちの患者さんも、非常勤ではありますが手話によるコミュニケーション対応可能なスタッフが居りますので、手話御希望の方は御相談下さい。FAX(047-370-6330)にて治療予約も可能です。