2014年6月6日金曜日

LA研修最終日

昨日は最後の夜だったのでレクチャー終了後にGala Party&Certificate授与、翌日の帰国等が有り、ブログを書く時間が取れなかったために機内で書いてます。

ITSレクチャー2日目も骨造成の基礎的考察から始まり、模型実習と実際に血液を採取してCGFを作成する手順等の話でした。CGFは既に導入しているので新たな発見は無かったのですが、個人的には最初の基礎的考察が忘れていた作用機序を思い出させてくれて有意義でした。前回のLA訪問の際に教えて頂いたのに実際に行うと思ったより成績が上がらず自然消滅したテクニックがあるのですが、基礎的考察のレクチャー時に自分に足りなかった事項を気付かせてくれたので、今度は上手く骨が出来るはず…と確信してます。「King of Bone Graft」なDr.smilerだけはあり、テクニックは豊富ですね。

その後ユニバーサルスタジオハリウッド横のシティウォーク内に有る「Bubba Gump Shrimp」に場所を移して、LA最後の夜を楽しみました。

因みに何時ものMrs.ルースとの2ショット
この方はDr.smilerが現役引退するまでの27年間、Dr.smilerのオペのアシスタントをされていた方で、私が大好きな人です。今までLA訪問の際にはDr.smilerは現役だったのでレクチャーの中にライブオペが有ってオペを見学させてもらっていたのですが、その時に緊張した患者さんを治療台へ誘導する時から優しい雰囲気で緊張を解き、またオペ時にも逐次声を掛けてとにかく患者さんを緊張させないよう配慮していたり、そしてオペ前の準備やオペ後片付けの手際の良さもあり、当院のオペの診療システムを変えてくれた恩人ですね。また私のメチャクチャ英語の質問にも笑って答えてくれたり、返答が理解出来ない時にもイヤな顔をせず何度も話してくれたり…と素晴らしい人間性の持ち主でした。もう会えないと思うと非常に残念です。

最後はDr.smilerと受講者全員でLA最後の晩餐を楽しみ、また修了証を頂いて、今回のスケジュールは全て終了しました。

今回は中3日と結構タイトなスケジュールで行動していたので、アッと言う間に終わってしまった感が有るLA訪問でしたが、内容が濃い時間を過ごせたと思います。今回はテクニックのハウツーだけを学ぶのでは無く、基礎的考察を自分のアタマでじっくりと考えながら受講できたので、応用範囲が広がったという意味では大きかったと思います。そういう風に思えたのは、今回は山形県南陽市の黒江先生による素晴らしい通訳が有り、何時もは言葉を追いかけるだけで精一杯だったアタマに考える余裕が出来たおかげです。

金曜日夜に帰国致しますが、土・日曜日には明海大学ポスグラコースがあるのでジェットラグに悩まされないように今日はしっかり寝ます(笑

最後に今回のLA訪問を企画してくれたタカギ先生、UCLAへ連れて行ってくれてまたレクチャー時には素晴らしい通訳をしてくれた黒江先生、そして大いに学び・大いに遊ぶ事で充実した時間を過ごさせてくれた参加者の先生方に感謝致します。