今日、日本口腔外科学会主催のBLS(Basic Life Support 一次救命処置)ヘルスケアプロバイダーコースを受講してきました。今まで一般向けの2〜3時間位のショートプログラムは何度か受けていて、直近では去年の10月02日に市川病院麻酔科主催の一般講習会を受けたのですが、ステップアップしたカリキュラムを受けてみたいと思い、今回は医療従事者向けのコースに参加してみました。
今回は9:00〜17:00と丸一日使ったコースで、成人と幼児・乳児それぞれにおいて救助者が一人の場合と二人の場合の対処法とAEDの使用法、成人・乳児の窒息時の対応等々について座学と実習を行い、最後に実技と筆記試験で評価を受けるシステムでした。今までと違って履修時間が長かったのと4人で1グループと少人数だったので何度も反復練習する時間を取れた事、乳児に対する対応について知識を得る事が出来た事等々、非常に有意義な一日でした。しかし人間は普段使う事が無い手技・知識は忘れてしまうんですね。ですから、これから何度も何度もBLSに接し続けてアタマでは無くカラダが覚える必要を強く感じました。
あなたはもし目の前で大切な人が心肺停止状態になった時に適切な対応を取る事が出来ますか? BLSを一度も受けた事が無いと言う方は一般向けでも良いので受講される事をお勧めします。あなたの迅速な対応で救えるかも知れない命が有る事を忘れないで下さいね。
P・S
2014年1月にBLSインストラクターへ昇格いたしました。